金原明善の
略歴
Profile
1832年(天保3年)6月7日 | 遠江国長上郡安間村(現浜松市東区安間町)に誕生 |
1868年(明治元年) | 京都に上り、太政官民政局に天竜川治水策を建白 |
1872年(明治5年) | 自家を提供し、小学校を創設 |
1875年(明治8年) | 治河協力社を設立 |
1876年(明治9年) | 水利学校を創設 |
1877年(明治10年) | 内務卿大久保利通に謁見 天竜川治水のため全財産の寄附を申し出て、補助金下附の承認を得る |
1878年(明治11年) | 財産整理を終え、私財6万5千円余を治河協力社に寄附 明治天皇治河協力社に行幸、明治天皇に賜謁 |
1879年(明治12年) | 全財産を治河協力社に寄附 水害防除に努めたことを賞せられ金盃下賜 |
1880年(明治13年) | 静岡及浜松に出獄人保護事業を創始 |
1885年(明治18年) | 東里為替店(後の金原銀行)開設 瀬尻村官有林の委託植林を許可 |
1886年(明治19年) | 新式機会製材(後の天竜木材株式会社)を開始 |
1887年(明治20年) | 瀬尻村所在山林1,200町歩の経営に着手 |
1888年(明治21年) | 従五位を叙せられたが、位記を拝辞 |
1890年(明治23年) | 日本治水協会を設立 治水雑誌を発行 |
1891年(明治24年) | 天城御料林の造林委託経営 |
1892年(明治25年) | 天竜運輸株式会社を創立 |
1897年(明治30年) | 濃尾大地震後の治山策として岐阜県本東部根尾谷を調査し、岐阜県下植林計画を立案 |
1899年(明治32年) | 瀬尻御料林植林完成/献納 |
1900年(明治33年) | 北海道瀬棚郡に金原農場を創設 |
1904年(明治37年) | 金原山林1,200町歩の寄附により、金原疎水財団(現 金原治山治水財団)を設立 |
1890年(大正3年) | 特旨を以て正五位に叙せらるる |
1923年(大正12年)1月14日 | 永眠 |